慢性肝炎、肝硬変の原因はどうやって調べる?

慢性肝炎、肝硬変の原因はどのように調べるのですか?

肝臓障害の原因を調べるには、肝炎ウイルスの検査が最も重要です。先ず、血液中のB型肝炎ウイルスの抗原(HBs抗原)とC型肝炎ウイルスの抗体(HCV抗体)を測定します。HBs抗原が陽性であればB型肝炎、HCV抗体が陽性であればC型肝炎の可能性がきわめて高いといえます。
自己免疫性肝炎の診断には、リンパ球が作るγグロブリンやその1種であるlgG、抗核抗体などの自己抗体を測定します。一方、アルコールや肥満による脂肪性肝炎の診断には、超音波検査によって肝臓に溜まった脂肪の程度を調べることが必須です。

出典:
日本肝臓学会発行冊子「肝臓病の理解のために」2015,日本肝臓学会
https://www.jsh.or.jp/citizens/booklet/(2018年12月3日閲覧)
1 慢性肝炎、肝硬変 P5

B型肝炎ウイルス(HBV)の感染はどのように調べるのですか?
C型肝炎ウイルス(HCV)の感染はどのように調べるのですか?

慢性肝炎、肝硬変の原因はどのように調べるのですか?

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