肝臓とは?/肝臓の機能を調べる血液検査

肝臓はどのような臓器でしょうか?

肝臓は、腹部の右上、肋骨の下に収まっている臓器です。身体に必要な様々な物質を作り、不要になったり、有害であったりする物質を解毒、排泄するなど、多彩な働きをするいわゆる「化学工場」です。1kg以上の大きな臓器ですので、病気でその働きが損なわれても、症状が現れにくく「沈黙の臓器」などと呼ばれています。また、一部を摘出しても、元の大きさに戻る「再生能力」が強いことも特徴です。

出典:
日本肝臓学会発行冊子「肝臓病の理解のために」2015,日本肝臓学会
https://www.jsh.or.jp/citizens/booklet/(2018年12月3日閲覧)
1 慢性肝炎、肝硬変 P2

肝臓はどのような臓器でしょうか?

血液検査の各検査項目の解説

血液検査では、①肝細胞の障害、②胆汁のうっ滞など、③肝臓の予備能、④腫瘍マーカーを検査して、肝臓の機能を調べます。

検査項目 検査の解説
AST(GOT)、ALT(GPT) 数値が高いと肝臓の異常が疑われます
γ-GTP(ガンマ-ジーティーピー) 数値が高いとアルコールの飲みすぎが原因と考えられます
アルブミン、総タンパク、総コレステロール 数値が低いと栄養不良や肝臓病などが疑われます
ビリルビン、ALP、γ-GTP 数値が高いと肝炎や肝がんなどが疑われます
アンモニア 数値が高いと肝機能の低下が疑われます
ヒアルロン酸、Ⅳ型コラーゲン 数値が高いと肝臓の線維化による肝機能の低下が疑われます
血小板数 数値が低いと肝硬変が疑われます

出典:
肝がんと向き合う-治療から日常生活までの手引き- P15
監修:
虎の門病院 肝臓内科 医長 小林正宏
虎の門病院 肝臓内科 川村祐介

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