口内炎対策
● 口内炎の原因
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口の中に傷ができ、細菌が入ることで炎症を起こします。
放射線療法で唾液腺機 能が低下したり、抗がん剤の影響で口の中が乾き、傷がつきやすくなります。 - 2
栄養不足
粘膜を守るビタミン B 群の不足により粘膜が薄くなり傷がつきやすくなります。
栄養不足により抵抗力が低下し、炎症を起しやすくなります。
● 口内炎の予防法
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口の中に不必要な傷がつかないように環境を整えましょう。
ガムや柑橘類で唾液分泌を促す。硬いものを食べる際は一口量を少なめにしましょう。
歯みがきの際、優しいブラッシングをこころがけましょう。 - 2
身体の免疫を上げましょう。
ビタミンを含め栄養をとって疲労を溜めすぎないよう心がけましょう。
ビタミンは、B 2、 B 6、 C を 積極的に摂取しましょう。
● もし、できてしまったら…口内炎を早く治す方法
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栄養、休息をとりましょう。
口内炎の治療や予防にはビタミンB 2、ビタミン B 6が有効です。
その他にもビタミン C 、鉄、亜鉛も抵抗性を上げる、 効果があります。
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■ ビタミン B2
- ・レバー
- ・納豆
- ・卵
- ・アーモンド
- ・きのこ類
- など
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■ ビタミン B6
- ・レバー
- ・マグロ
- ・ピスタチオ
- ・焼き海苔
- など
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■ ビタミン C
- ・赤ピーマン
- ・キウイフルーツ
- ・カリフラワー
- ・焼き海苔
- など
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■ 鉄
- ・レバー
- ・卵黄
- ・あさりの佃煮
- ・焼き海苔
- ・ひじき
- など
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■ 亜鉛
- ・牡蠣
- ・レバー
- ・煮干し
- ・松の実
- など
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口内を清潔にしましょう。
うがいや歯磨きで菌やウィルスの数を減らしましょう。お水のうがいでも効果はあります。1日3回くらいを目安に。
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口内炎の薬を使用しましょう。
軟膏を塗るタイプや患部に貼るパッチタイプのものなどあります。
傷口を保護することで、外からの刺激が和らいで楽になるでしょう。
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刺激を減らす工夫をしましょう。
歯が当たる、唇や頬の粘膜を噛みやすい、 食材の刺激で傷が出来やすい など、 原因を改善することも大切です。