「効果は?」「副作用は?」「いつまで続けるの?」など、治療を始める前〜治療中の気になる疑問にお答えします。
Q1. レケンビを使えば、もの忘れは良くなりますか?
A1.
レケンビは、今あらわれている症状を治す薬ではありません。
アルツハイマー病の原因の1つと考えられている「アミロイドベータ」を減らすことで、病気の進み方をゆるやかにすることを目指す治療です。
そのため、「良くなった」と感じるよりも、「悪くなるスピードが遅くなっている」ことが大切なポイントです。
ご本人だけでなくご家族も、趣味を続けられているか、お困りごとが増えていないか、予定や約束の管理ができているかなど、日常生活の中でのゆるやかな変化に目を向けてみましょう。
Q2. 副作用(アリア)が心配です。必ず起こるのでしょうか?
A2.
アリアは、必ず起こる副作用ではありません。多くの場合、症状があらわれないままMRI検査で見つかることがほとんどです。
治療中は、決められたタイミングでMRI検査を行い、安全を確認しながら治療を続けます。
もし、頭痛・見えにくさ・めまい・吐き気・歩きにくさなど気になる症状が出た場合は、すぐに医師に相談してください。
詳しくは、
治療スケジュール(点滴)、
投与スケジュール(ペン製剤)
をご参照ください。
Q3. 治療はいつまで続ける必要がありますか?
A3. レケンビは、治療を続けることでアミロイドベータが少ない状態を保つために大切な薬です。 治療を続けるかどうかは、一定期間ごとに症状の変化や副作用の有無などを確認し、医師が判断します。 途中で不安や迷いが生じた場合も、遠慮せずに医師に相談してください。
Q4. 治療中も、これまで通りの生活を続けられますか?
A4. 多くの方は、治療を受けながらこれまでの生活や趣味を続けています。食事・睡眠・適度な運動、周囲の人との交流を大切にしながら、自分のやりたいこと、楽しいと思うことを続けていきましょう。 体調に変化があるときは、無理をせず医師に相談してください。
Q5. 医療費が心配です。ずっと高額なままですか?
A5.
医療費の自己負担額は、年齢や収入、保険の種類などによって異なります。
高額療養費制度などを利用することで、自己負担額が一定額に抑えられる場合があります。
制度の詳細や手続きは、医療機関や市区町村、健康保険組合などの窓口に相談してください。
Q6. 投与日を忘れないための工夫はありますか?
A6.
自己注射の場合は、毎週注射する曜日を決め、カレンダーに印を付けておきましょう。
また、「自己注射記録用カレンダー(LEQ4010)」をご用意していますので、ご活用ください。
自己注射記録用カレンダーに投与日や体調を記録し、ペンについているシールを貼りましょう。
Q7. 点滴とペン製剤では効果や副作用は違いますか?
A7.
効果については、同程度であることが確認されています。
副作用については、それぞれ点滴に伴う反応や、ペン製剤の注射部位反応があらわれることがあります。詳細は、「投与中の注意点・体調の変化について」をご参照ください。
また、気になる症状があらわれた場合には医師や薬剤師に相談してください。
Q8. 自分で注射しないといけませんか?
A8. 自己注射が難しい場合は、ご家族・介助者に注射してもらうこともできます。医師や看護師が行うことも可能ですので、自己注射に不安がある場合は、遠慮せず主治医に相談してください。
Q9. 予定日に注射を忘れたときはどうしたら良いですか?
A9.
次の予定日の前日までに気づいた場合は、気づいた時点で注射してください。
その後、次回は通常通りの予定日に注射してください。
Q10. 2本目の注射を忘れたときはどうしたら良いですか?
A10.
気づいた時点で1本注射してください。
ただし、同じ日に3本以上は注射しないでください。
Q11. 医療機関でペン製剤を受け取った後の過ごし方について、気をつけるべきことはありますか?
A11. ペン製剤を受け取って医療機関から持ち帰る際は、寄り道をせず、帰宅後すぐに冷蔵庫に入れるようにしてください。
Q12. ペン製剤を持ち帰ったら、自宅でどのように保管すれば良いですか?
A12. ペン製剤は外箱に入れたまま冷蔵庫で保管する必要があります。凍らせてしまったり、日の当たる場所に置き忘れてしまった場合は使用せず、処分方法などを医師や薬剤師に相談してください。