サルコペニアとは

サルコペニアとはなんですか?

サルコペニアとは、筋肉量が減少し筋力が低下する状態です

サルコペニアとは、全身の筋肉量が減少し、筋力や運動機能の低下が進行する状態です。サルコペニアは、次のようなことと関連することが知られており、近年ではその予防や対策が注目されています。

サルコペニアは・・・

・生活の質(QOL)の低下や転倒・転落のリスクになる
・肝硬変・肝細胞がんへの進展にかかわる
・慢性肝疾患の患者さんが合併していると予後が悪い

荒井 秀典:サルコペニア概論.ライフサイエンス出版.2017、肝胆膵 77(4); 817-828, 2018より引用

サルコペニアを合併した肝細胞がんの患者さんでは予後が悪化サルコペニアを合併した肝細胞がんの患者さんでは予後が悪化

Harimoto N et al.: Hepatol Res 2016; 46(12): 1247-1255より作成

出典:
肝臓に優しい身体づくり~サルコペニアの予防方法~ P5
監修:鳥村 拓司 先生・川口 巧 先生
久留米大学病院 肝臓リハビリテーションチーム

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