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肝炎(肝疾患)医療コーディネーターインタビュー※

※都道府県によっては、名称が異なります。

  • 根田郁美さん

    イムス札幌消化器
    中央総合病院

  • 患者さんやご家族、地域住民の方々へ肝炎ウイルス検査の必要性を理解いただけるよう地道な声がけを続けていきます!

    根田さんが肝炎(肝疾患)医療コーディネーターになったいきさつを教えてください。

    当院の肝疾患チームのスタッフが、肝炎(肝疾患)医療コーディネーターの資格を取得するという話があり、その際に初めて存在を知りました。当院ではそれまで、自治体が勧める“肝炎ウイルス検査”の受検者はほぼ皆無であり、チームとして受検者数を増やしていきたいという目標を掲げていました。
    事務職ながらも受検勧奨を行える体制を構築し活動する中で、その活動自体が肝炎(肝疾患)医療コーディネーターの役割の一環であればやってみたいという想いが強くなったことがきっかけです。

    肝炎(肝疾患)医療コーディネーターとして、どのような活動をされていますか?

    普段は、医師事務作業補助者(※当院では特に外来診察に関わる医師の事務作業を代行、調整等を行っています)として従事しているため、主に外来での活動を行っております。外来診察の中で、肝臓の病気以外で当日採血が必要と医師より判断された患者さんへ、当日の採血と一緒に“肝炎ウイルス検査”をお勧めしています。また、付き添いのご家族などや、次回採血される方へもお声がけしています。
    そのほか、商業施設などで行う健康フェアでは、他職種と協力し他の肝臓の病気と肝炎ウイルス検査の受検に関するリーフレットの配布を行っています。興味を持たれた病気についてお話しをする中で、肝炎ウイルス検査の受検もお勧めしてみると、「受けてみたい」「受けるにはどうしたらよいか」というお話しが多く出てくるため、受検方法などについて詳しくご案内しています。また、医療公開講座では医療費助成制度とともに、受検についてお話ししたりしています。

    肝炎ウイルス検査の受検に関するリーフレット|肝炎(肝疾患)医療コーディネーターインタビュー
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