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肝炎(肝疾患)医療コーディネーターインタビュー※

※都道府県によっては、名称が異なります。

  • 藤岳夕歌さん

    佐賀大学医学部附属病院
    肝疾患センター

  • 些細なことほどご相談ください。ちょっとした一言から、あなたのQOL(生活の質)がグッと上がります!

    藤岳さんが肝炎(肝疾患)医療コーディネーターになったいきさつを教えてください。

    北海道の大学病院(肝疾患センター)に相談員として在籍していたのですが、その時に「肝炎コーディネーター養成研修会」のことを知りました。北海道での開催は未定でしたが、ちょうどタイミングよく佐賀県で開催することが分かったので、視察も兼ねて佐賀県で研修を受けることにしました(2015年ごろのこと)。佐賀県は肝がん死亡率が10年以上に渡ってワースト1ということで、肝がん撲滅へ向けて既に肝炎(肝疾患)医療コーディネーターの活動が非常に活発でした。

    どのような研修でしたか?

    肝臓病の基礎的な知識、疫学や治療法、医療費助成などの制度、患者さんやご家族からの相談の受け方などを2日間の研修で学びました。内容は肝炎だけではなく、肝がんなど肝疾患全般について網羅しています。研修後は北海道に戻ったのですが、もともと北海道には肝炎の患者さんが多く、当時はC型肝炎の新しいお薬も登場していたことから電話などでの相談も増え、研修会で得た最新の知識はとても役立ちました。その時のテキストは今でも読み返すことがあります。

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