日々はつづいていく 2024 きょうのこと、あしたのこと

認知症のいまを追いかけた半年間のドキュメンタリー

感動はないかもしれない、むしろ、
普通だってことに感動してほしい
⼈は皆、⾃分がいることの
意味を探している

東京慈恵会医科⼤学名誉教授　　
医療法⼈社団彰耀会・栄樹庵診療所院⻑　
繁⽥雅弘

認知症になったその時に、
わたしはどうするだろう
どうしたいだろう

知ることから、やさしくなれる

Story

“むかし、よくこの歌、歌ったんだよ—
笑顔で話すその瞳には、
これまでの⼈⽣が映っている。”

認知症になっても人はそれぞれ違うし、
人には、色々な生き方がある。
それは、認知症であっても、そうでなくても、同じだ。

嬉しかったり、悲しかったり、やりきれなかったり。
気持ちだってそうだ。

やりたいことがある、やりたくないこともある。
認知症になったら、ぜんぶ駄⽬だと誰が決めたんだ。
してはいけない、できない、と誰が決めたんだ。

昨⽇でもなく、明⽇でもない。
誰もが皆、“いま” を⽣きている。

2024年、“いまの認知症” を⽣きている。

2024年の春から初夏にかけて、認知症のいまを追いかけた
1時間14分のドキュメンタリー。

ドキュメンタリー本編をご視聴希望の方は、以下よりお問合せください。
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Production Note

ここにもまた、かけがえのない日々がある
2024年春–夏、総撮影約1000時間、
半年間の記録

ここは東京郊外にある認知症の⽅の就業型介護⽀援施設。ここでは、認知症と診断された⽅々が⽇々、はたらきながら過ごしている。

⼀⽇は、朝のミーティングからはじまり、その⽇やりたいことを⾃分で選び、そして仲間と⼀緒に取り組む。午前中の“活動”が終わると昼⾷の時間。ラーメン、カレーライス、ハンバーガー……お昼に何を⾷べたいか、⼀⼈ひとりが考える。認知症になっても、⾃分で考える意思が⼤切。

みんなで昼⾷を⾷べてお茶を飲み、午後の活動がはじまる。ショッピングセンターの草刈りや⾞の洗⾞、体⼒を使う結構ハードな作業だ。それでも皆、黙々と取り組んでいる。

午後の活動が終わると⼀⽇について振り返る。その⽇⼀⼈ひとりが、何をして、何を⾷べ、そして何を話したか、皆が覚えていることは？

ここは東京郊外にある認知症の⽅の就業型介護⽀援施設。ここでは、認知症と診断された⽅々が⽇々、はたらきながら過ごしている。

⼀⽇は、朝のミーティングからはじまり、その⽇やりたいことを⾃分で選び、そして仲間と⼀緒に取り組む。午前中の“活動”が終わると昼⾷の時間。ラーメン、カレーライス、ハンバーガー……お昼に何を⾷べたいか、⼀⼈ひとりが考える。認知症になっても、⾃分で考える意思が⼤切。

みんなで昼⾷を⾷べてお茶を飲み、午後の活動がはじまる。ショッピングセンターの草刈りや⾞の洗⾞、体⼒を使う結構ハードな作業だ。それでも皆、黙々と取り組んでいる。

午後の活動が終わると⼀⽇について振り返る。その⽇⼀⼈ひとりが、何をして、何を⾷べ、そして何を話したか、皆が覚えていることは？

⼈⽣の先輩たちが教えてくれる、
ここには、遠くない未来がある。
わたしたちの未来が映っている。
Location

普通に暮らす

DAYS BLG! はちおうじ

東京郊外の街・⼋王⼦にある、ひとりの認知症の⽅の「普通に暮らしたい」という想いからスタートしたデイサービス。住宅街の中の⼀軒家で認知症の仲間たちとともに毎⽇を過ごしている。「ここではなんでも話せるからいい」というのがメンバーさんたちの⼝癖。かつて⼋王⼦市では認知症の⽅の「社会参加型就労」が認められずにいたが、地域の⽀えと理解もあって、2024年のいま、ここに集う⼀⼈ひとりが全⼒で活動している。
Member

ともに過ごす仲間

もりやさん

⻑年、介護の仕事に従事し、2017年にDAYS BLG! はちおうじを⽴ち上げた。

くぼきさん

元料理⼈。カレー作りのための⽟ねぎを切る姿からは職⼈としてのこだわりが伝わってくる。

みずのさん

ファミレスの店⻑さんだったみずのさん。トーク上⼿でみんなを笑顔にする。

きっかわさん

メンバー最⾼齢。冗談の中にも品があり、その歌声はみんなを虜にする。

しださん

両親も認知症だったことから、認知症について⾃分で勉強をはじめた。

まついさん

いつもやさしく冷静なまついさん。まついさんがいるとみんなが明るくなる。

つちやさん

DAYS BLG! はちおうじの職員。思いやりと熱意でみんなを勇気づける。実はとても繊細。