こころ編の調査概要

「乳がん患者さん400名の生活ニーズ調査」で、「辛かった/困った経験」のうち、3番目に多かったのが「精神的に不安定になる」でした。
治療そのもの、自分の体のことに関する不安はもちろんのこと、職場や家族、友人関係など周囲とのコミュニケーションに不安を抱える方も多いです。
さらにその悩みは、家族構成や働き方、子どもの有無、年齢などによって異なることがわかりました。

病気になるのは辛いことです。でも、病気は「人生で大切なこと」を考えるきっかけにもなります。あなたの気持ちや、あなたが大切にすることをまわりにわかってもらいましょう。そのためには、「自分から伝える」「相手に説明する」ことも大切です。とまどっているのはまわりの人たちも同じ。しぶとくつきあっていきましょう。
そして、しんどいことは一人で抱えず、まわりの力を借りましょう。ちょっと"自己中"なくらいでちょうどいいですよ。

監修:国立研究開発法人 国立がん研究センター
がん対策情報センター がんサバイバーシップ支援研究部
 高橋 都

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