Lesson1 ベースメイク

肌の悩みをカバーするベースメイクの基本をマスターしましょう。
肌がきれいだと、それだけで顔全体の印象が明るくなります。

Start! 素顔

がんとメイクアップ(ベースメイク)

※肌悩みはメイクアップにより、擬似で演出した状態です。

Point :

  • メイクアップの前には、スキンケアで肌の状態を整えておくことが大切です。
  • 化粧水・乳液をつけたあと、両手で顔を包みこむようにやさしく押さえてなじませます。
  • 化粧水・乳液が肌によく浸透してから、ベースメイクを行います。

Step1 化粧下地

がんとメイクアップ(ベースメイク)
  1. 顔の5か所に下地をのせ、頬や額など広い部分から指の腹を使ってのばします。
  2. 顔の中心から外側に向かって顔の丸みに指をフィットさせながら、ゆっくりと、すみずみまでていねいになじませます。

Step2 ファンデーション・コンシーラー・コントロールカラー

コントロールカラーやコンシーラーを使う順番は、ファンデーションの種類によって違います。

リキッド・クリームファンデーションの場合
1.下地 → 2.リキッド・クリームファンデーション → 3.コンシーラー・コントロールカラー → 4.パウダー

パウダーファンデーションの場合
1.下地 → 2.コンシーラー・コントロールカラー → 3.パウダーファンデーション

がんとメイクアップ(ベースメイク)

A.しっかりカバーゾーン
頬は人の視線が集中する美肌のポイントなので、しっかりカバー。

B.適度にカバーゾーン
皮脂分泌が多く化粧くずれしやすいTゾーンと、表情の動きが激しい目・口の周りは、厚くなり過ぎないように薄くつける。

C.薄ぬりゾーン
首や髪との境目は自然な感じに仕上げるため、指やスポンジに残ったファンデーションを外側に向かってなじませながら、ごく少量つける。

1.ファンデーションのつけ方

  • 力を入れず、顔の中心から外側に向かってつけます。
  • 通常のファンデーションではカバーしづらい強いくすみやくまがある場合には、イエローやオレンジなどのコントロールカラーやコンシーラーが効果的です。

2.コントロールカラー・コンシーラーのつけ方

  • スティックタイプの場合:0.5cmほど繰り出し、カバーしたい部分に直接つけて、指で軽くたたきながらなじませます。
  • その他のタイプ:カバーしたい部分の面積に合わせて、チップ、ブラシ、指先などに適量を取り、つけます。
  • 重ねづけする場合には、置くようにソフトなタッチでつけます。
  • カバーした箇所の境目は、指先でトントンと軽くたたくようにしてなじませます。

Step3 パウダー

がんとメイクアップ(ベースメイク)

パウダーは、ファンデーションの油分を定着させ、皮脂によるテカリや化粧くずれを防ぎます。

  1. パフに適量を取り、くすみやくまをカバーした部位のファンデーションがとれないように肌全体に軽くのせるようになじませます。
  2. 顔の凹凸に沿ってパフで軽くおさえるようにして顔全体につけると、きれいに仕上がります。
  3. 目、小鼻、口の周りなどの細かい部分は、パフの中央に人差し指を入れて折るか、ブラシの先端を使って、肌の凹凸にそってていねいにのせます。
  4. パフでパウダーをつけた後、余分な粉をフェイスブラシで軽く落とすと自然に仕上がります。

Point :

くすみやくまをカバーした部位は、パウダーをパフでやさしくつけましょう。

完成!

がんとメイクアップ(ベースメイク)

肌色が明るくなり、イキイキとした表情に♪

情報提供:資生堂ライフクオリティービューティーセンター

ビューティ TOP へ戻る

がん経験者のための美容・エステ・メイク情報

よく見られている記事