腰痛の主な原因の1つは、筋肉や骨の衰えです。 まずは、医師の診察を受けましょう。

筋肉の衰え(特に背筋)
ヨットの帆がたるんでいると、マストが不安定で倒れやすくなりますが、同じように、筋肉が衰えると体をうまく支えられなくなり、腰に負担がかかって腰痛を起こしやすくなります。 高齢者では特に背筋が弱くなるため、背骨が前に倒れ、背中が円くなります。また、バランスがくずれ、まっすぐに立っているのが辛くなります。
健康な筋肉→高齢になると・・・
骨の衰え(骨粗鬆症など)
高齢になると、骨にいろいろな病気が起こります。これらの病気は、神経や筋肉に影響を及ぼし、腰痛をひき起こす原因になります。
骨粗鬆症(X線写真) 背骨の一つがくさび形につぶれて、背中が変形しています。 腰部脊柱管狭窄症(MRI) 背骨の中の神経の通り道が狭くなり、神経が圧迫されています。
腰痛を防ぐためには?
毎日の歯みがきと同じように腰の手入れ(姿勢と運動)を生活の中に習慣づければ、腰痛を予防できます。これが腰みがきです。